関数とグラフ
Point1 基礎事項
関数
@2つの変数x,yの間にある関係があって、xの値が定まるとそれにともなってyの値が1つに定まるとき yはxの関数である といい、記号で y=f(x),y=g(x) などと表す。
 また、xの関数を単に関数f(x)ともいう。
A関数y=f(x)において、変数xの値のとりうる範囲、すなわちxの変域をこの関数の 定  義域 という。また、xが定義域内のすべての値をとるとき、xに対応するf(x)の値のとり うる範囲、すなわちyの変域をこの関数の 値域 という。

y=ax+bのグラフ
@ a≠0のとき 1次関数y=ax+bのグラフ
 傾きがa、y軸上の切片(y切片)がbの直線
 a>0 なら 右上がり   a<0 なら 右下がり
A a=0のとき y=bのグラフ
 傾きが0、y切片がbのy軸上に垂直な直線

Point2 例題
(1) f(x)=4x−3、g(x)=−3x2のとき、次の値を求めよ。
 f(3/2)   f(x+2)   g(-1+√3)   g(a2)

(2) 関数y=√3x-2(√3≦x<2+√3)の値域を求めよ。また最大値・最小値を求めよ。

(3) [a]は実数aを超えない最大の整数を表すものとする。
 関数y=-[x](-3≦x≦2)のグラフをかけ。

(4) 次の関数のグラフをかけ。また、その値域をいえ。
 @ y=|x|+1(−3≦x≦2)   A y=|2x+4|(−3≦x<1)

Point3 解答
(1) f(x),g(x)にx=…を代入。
      4x+5     −12+6√3     −3a4

(2) 値域は 1≦y<1+2√3
 x=√3で最小値1、最大値はなし。

(3)
 

(4) @
値域は 1≦y≦4
A
値域は 0≦y<6

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