体ほぐしの運動
1 目的
体力つくり→体力を高める事
スポーツ→他者との勝敗や出来栄えを争う事
体ほぐし→体を動かす楽しさや心地よさを味わおうとする事
→自分や仲間の体や心の状態に気付いたり(気付き)、体の調子を整えたり(調整)、 仲間との交流を豊かにしたり(交流)できるようにする。
何故このような運動が必要なのか?
→現代の子供達は日常生活において、身体活動が減少していたり、精神的な
 ストレスが増大していたり、生活環境が変化する事で体力・運動機能が低
 下してきている。また、活発に運動する人とそうで無い人の二極化傾向も
 みられる。
そこで…
→体ほぐしの運動によって多くの仲間と一緒に思い切り体を動かし、気持ち
 をあわせることによってコミュニケーションがとれるようにする。また、
 心地よく体を動かしたり、筋肉を伸ばすことで体や心をリラックスさせ、
 心身のバランスを整えられるようにする。

体ほぐしの運動に適した運動
@いつでもどこでも誰にでも出来る易しい運動
A人間関係を体験できる優しい運動
B新たな発見や木気付きがある運動
Cリズミカルな弾むような運動
Dゲームなどの要素がある運動
E力を抜いたり力を出したりといった力加減がわかる運動

テーマを決めた体ほぐしの運動
・心地よくジョギング
・仲間作りの運動
・地域の子供達と楽しむ運動
・お年寄りに聞いた伝承遊びで楽しむ
・障害者の人と運動を楽しむ

 2 行い方
@気付きの運動と行い方
運動を通して自分や仲間の体や心の状態に気付く
→運動を行う時の意識の向け方が大切
体力づくり…回数、時間などの量的変化が大切
スポーツ…結果が大切
体ほぐし…鼓動の高まり、筋肉に疲れを感じるなどの体内の変化を知覚する
    。ペアでストレッチングを行えば心地よい筋肉の伸ばし方や体をリ
    ラックスさせることなど仲間の表情や言葉から仲間の状態に気付く
    ことが出来る。

A調整の運動と行い方
運動を生活の中に取り入れることで毎日の体のコンディションを整える。
また色々な運動を行う事で運動感覚を呼び起こし日常生活での身のこなし
をよくする。
→誰もが手軽に出来る運動を行いリズミカルに動けるようにする。
→自然に心も弾み、心地よさを感じる事で体の調子がよくなったり
 精神的なストレスの解消に役立つ。

B交流の運動と行い方
運動を通して仲間と豊かに関わる事の楽しさを体験し、仲間のよさを認め
合う。
→ペアや集団で協力し合いながら皆が楽しめるように運動を行う。
→一体感が生まれ、心が通い合い、コミュニケーションをとる事の大切さ
 が身につく。

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