ストレッチング

1 ストレッチング
ストレッチング(柔軟性)→硬化
ブリッジ(首・広背筋)→姿勢
回転運動(平衡性)→バランス
倒立運動(巧緻性)→倒立前転、後転倒立
ケガを最小限に抑える

・ストレッチング
固くなっている筋肉や関節を柔らかくほぐしたり、運動後に疲れた筋肉を手
入れするにはどのように体を動かしたらより効果が上がるかを医学的に分析
し、生み出された体操。
 1960年代にアメリカのスポーツ医学者によって紹介されたもので現在では
世界的に普及している。競技界、一般人の間でも定着し、活用されている。
ストレッチングとは伸ばす、引っ張るという意味。私達の体を支えている筋
肉や腱をよく伸ばすための伸展運動をストレッチングという。この時、無理
に伸ばしたり弾みをつけたりせずゆっくりと筋肉を伸ばし続ける。
→身体の柔軟性を高め、ケガの予防に役立つので準備体操として最適。更に
 運動後の筋肉疲労に対しても筋肉に弾性を与えて疲労回復を促進する
 効果もある事から整理体操としても有効。

 2 ストレッチングの効用
ケガを最小限に抑える→受身の理論(衝撃の吸収・分散)
柔軟性の向上
柔軟性とは一般に間接の可動範囲(間接可動域)の事を意味する。間接可動域
を広げるには間接にまたがる筋肉や腱を伸ばすストレッチングが有効。筋肉
は使いすぎによって疲労した場合・損傷を受けた後の回復段階・しばらく使
わないでいた場合(運動不足)等の時に柔軟性を失ってしまう。ストレッチン
グは、それらの状態を改善するのに有効。
ウォーミングアップとしてのストレッチングで運動でよく使う筋肉を伸ばし
クーリングダウンとしてのストレッチングで疲労しやすい筋肉を重点的に伸
ばすと傷害の発生を予防する効果がある。
激しい運動をすると筋肉中に乳酸が発生する。
→筋肉が張る、だるくなる、よく動かない等の疲労感を感じる。
ストレッチングには伸張・弛緩を繰り返して筋肉の伸展性を改善したり、筋
肉内に蓄積された代謝産物の除去を助けて疲労を和らげる効果がある。運動
後にクーリングダウンとしてストレッチングを行えば筋肉痛を予防したり軽
減する事が出来る。

・実施上のポイント
@ストレッチングの前に出来るだけ筋温を高めておく
A反動を使わずにゆっくりと静かに伸ばす
B呼吸は止めずにゆったりと自然に呼吸する
C強い痛みを感じない範囲で最大限伸ばししばらく保持する
D他人と競わない
E軽いストレッチから始める

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