課題研究4
 金属材料の強さを学ぼう

科学技術基礎:機械分野
金属材料の強さを学ぼう:研究課題
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1.研究課題
(4) 鶏の卵殻の構造について
 卵の殻は実は有機質の網状組織にカルシウムが沈着してできる。飼料中のカルシウムが不足すると骨組織中に貯蔵されているカルシウムが卵殻形成に加わる。卵殻形成時に沈着するカルシウムは、大部分が炭酸カルシウムである。飼料中のカルシウムが不足すると卵殻が薄くなる。詳しい数値でいえば、卵殻は約94%が炭酸カルシウムで出来ているため、強度が高い。また、海綿状層と呼ばれる有機物からなるスポンジ状(海綿状)の構造に無機質が沈着したものは、炭酸カルシウムを主成分とするが、最外層の部分ではマグネシウムやリン酸塩がやや増加し、卵殻強度を高めているといわれている。
また、卵白部には比較的粘性の高い卵白で卵白全体の1/2を占める濃厚卵白と呼ばれる部分がある。カラザと一体化し、卵黄を卵の中心に維持する役目も果たす。しかし、ヒナが誕生する頃には卵黄を中心に固定するカラザや濃厚卵白の脆弱化により卵黄が卵殻と接触した状態になると微生物の汚染にさらされるようになり、急速に腐敗するようになる。それによって卵の殻は内側から簡単に割る事が容易になる。

2.感想
 今回卵の殻の構造について調べてみて、とても身近な内容であるにもかかわらず私はよく知らずに卵を割っていたのだと感じた。「なぜ卵の殻は固いのか?そしてなぜ固い殻の内側から、生まれたばかりのヒナが出てこれるのだろうか?」考えてみれば不思議な話である。身近にはもっと多くの不思議な謎がある。それを理解するためには、日々学校などで知識を吸収して解決していくことが大切である。だから私はこれからも毎日周りに関心をもち、理解するために学び続けようと思った。

3.参考文献
ウィキペディア
たまご博物館
http://homepage3.nifty.com/takakis2/index.htm
有限会社 エス・ケイ産業
http://www13.ocn.ne.jp/~eggs/index.htm

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