ヘスの法則
A ヘスの法則
例えば、黒鉛の燃焼熱が未知数で、QkJ/molとします。そして、その他の反応熱はわかっているとします。
   C(黒鉛)+O2=CO2+QkJ ・・・�@
   C(黒鉛)+1/2O2=CO+109kJ ・・・�A
   CO(気)+1/2O2=CO2+285kJ ・・・�B
 ∴�@=�A+�Bより、Q=109+285=394kJ

●ヘスの法則
 化学変化にともなって出入りする熱量の総和は、最初と最後の物質とその状態が決まると、途中の経路によらず一定である。

B 反応熱の求め方
問 次の�@〜�Bの式を用いて、プロパンの燃焼熱を求めよ。
   3C+4H2=C3H8+104kJ ・・・�@
   2H2+O2=2H2O+572kJ ・・・�A
   C+O2=CO2+394kJ ・・・�B

(1) 加減法・・・求めたい式に含まれない物質を消去して、求めたい式を導く。
 求めたい式 : C3H8+5O2=3CO2+4H2O+QkJ ・・・�C
   ∴ �B×3−�@+�A×2 でCとH2が消去できる。
   ∴ Q=2222kJ

(2) 代入法・・・単体を基準として計算する。
   �@より、C3H8=3C+4H2−104kJ ・・・�@’
   �Aより、H2O=H2+1/2O2−286kJ ・・・�A’
   �Bより、CO2=C+O2−394kJ ・・・�B’
 �@’�A’�B’の式を全部�C式に代入すると、
 (3C+4H2−104kJ)+5O2=3(C+O2−394kJ)+4(H2+1/2O2−286kJ)+QkJ
 ∴ −104=−3×394−4×286+Q
 ∴ Q=2222kJ

さらに、(2)から
(3) 反応熱=生成物の生成熱の和−反応物の生成熱の和
 Q=(3CO2の生成熱+4H2Oの生成熱)−C3H8の生成熱   ※O2は単体なので0kJ
  =(3×394+4×286)−104=2222kJ

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