動名詞
動名詞ってなに?
 動名詞は現在分詞と同じように動詞に-ingを付けたもので動詞としての働きと併せ持つものです。
動詞としての働きは、目的語や補語をとること、完了形や受動態があること、名詞としての働きは、主語や補語や目的語になることです。

動名詞と現在分詞の違い
 動名詞は「動詞の性質を持っている名詞」である。

動名詞と現在分詞
 I'm eating ice cream. Eating ice cream is my favorite pastime.
    現在分詞         動名詞
(私はアイスを食べています。アイスを食べることは私の大好きなことなんです。)

 動名詞の形は「動詞の原型+ing」で、進行形を作る現在分詞と同じだが、現在分詞が形容詞と動詞の働きを兼ねるのに対して、動名詞は「名詞」の一種で「〜すること」という意味をもつ。

動名詞の名詞的な性質
主語になる
 Eating ice cream is my favorite pastime.
        S       V        C

補語になる
 My favorite pastime is eating ice cream.
         S        V        C

目的語になる
 I love eating ice cream.
 S  V        O

前置詞が付く
 She succeeded in eating all flavors of the ice cream.
(彼女は全部の味のアイスを食べることに成功した。)

動名詞の動詞的な性質
 動名詞は名詞としての働きが主だが、動詞としての性質も持っている。

動名詞の動詞的な性質
[1] 目的語・補語をとる
 I love eating ice cream.   (私はアイスを食べることが大好きです。)
 S  V        O

 動名詞eatingが文の目的語になっている。さらに動名詞eatingと名詞ice creamの間には次のような関係がある。

 I eat ice cream.   (私はアイスを食べす。)
 S  V     O

 名詞ice creamは動詞eatの目的語になっている。動詞eatが目的語をとるように、動名詞eatingも目的語をとる。

 I love eating ice cream.
      (I eat ice cream.)

[2] 副詞(句)を伴う
 My aunt likes traveling abroad.   (私のおばさんは海外へ旅行することが好きです。)
                     副詞

動名詞を目的語にとる動詞
動名詞だけを目的語にとる動詞
enjoy ...ing   「…するのを楽しむ、楽しんで…する」

finish ...ing   「…し終える」

practice ...ing   「…する練習をする」

Do you mind my[me] ...ing?   「…しても構いませんか?」
 →直訳すると「あなたは…するのを気にしますか」ということ。したがって、Yesと答えると
  「ええ、気にします。だからダメです。」という意味になる。
  気にしないのならCertainly not.やOf course not.、No,not at all.と答える。
  断る場合はI'd rather you didn't.「できればご遠慮ください。」と言う。

give up ...ing   「…するのを諦める」

stop ...ing   「…するのをやめる」

put off ...ing   「…するのを延期する」     など。

不定詞だけを目的語にとる動詞
decide to ...   「…することにする」

hope to ...   「…するのを希望する」

refuse to ...   「…するのを拒む」

want to ...   「…したい」

wish to ...   「…するのを願う」

manage to ...   「なんとかして…する」     など。

動詞の中には、目的語に動名詞をとるときと不定詞をとるときとで意味の異なるものがある。

remember ...ing   「…したのを覚えている」
remember to ...   「忘れずに…する」

forget ...ing   「…したのを忘れる」
forget to ...   「…するのを忘れる」

try ...ing   「試しに…してみる」
try to ...   「…しようとする」

stop ...ing   「…するのをやめる」
stop to ...   「…するために立ち止まる」


動名詞の注意すべき使い方
 動名詞にも不定詞と同じように意味上の主語があります。

 I'm looking forward to     tasting a new flavor.
(私は新しいアイスの味を楽しみにしています。)
 I'm looking forward to your visiting us soon.
(私はあなたが訪ねてくるのを楽しみにしています。)

 上の文では taste するのは I だが、下の文では visit するのは you 。このように、動名詞の主語が文の主語と異なるときは、動名詞の前に、意味上の主語を所有格(口語では目的格)で示す。

Do you mind opening the window?   (窓を開けていただけませんか)
Do you mind me opening the window?   (窓を開けてもいいですか)

動名詞の慣用表現
look forward to ...ing   「…するのを楽しみに待つ」

get used to ...ing   「…するのに慣れる」

be accustomed[used] to ...ing   「…するのに慣れている」

How[What] about ...ing?/What do you say to ...ing? 「…するのはいかがですか」

prevent[keep] 〜 from ...ing   「〜が…しないようにする」

feel like ...ing   「…したい気がする」

There is no telling[knowing] ...   「…は分からない」

It is no use[good] ...ing   「…しても無駄だ」

cannot help ...ing   「…せずにはいられない」

be worth ...ing   「…する価値がある」

be in the habit of ...ing/make a point of ...ing   「…することにしている」

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